コジュリン♂の黒頭巾の個体差  市内     記   2012年5月27日  岸 久司

3月〜5月の個体を見てみると徐々に黒味が増して来ているのが解かります。
5月の夏羽も頭巾も深くかぶっているように見える個体もいれば浅くかぶっているように見える個体も
見られて個体差があります。
兵庫県出身の私にとって子供のころ親にねだって買ってもらった「原色鳥図鑑 小林桂助署」の中のコジュリンが
とてもうらやましかったのを覚えています。
現在そのコジュリンと同じ町に暮らしているのが不思議でもあり嬉しくもあります。
茨城県では頭巾かぶり」「とか鍋被り」などと呼ばれて古くから親しまれていたようです。
現在の若い方には鍋は炊飯器に変わっているので底が黒い釜のイメージは浮かんで来ないかもしれません。